小笠原道大杯 抽選会

今年度最後の連盟主催大会である「小笠原杯」の開催が迫ってきた。

開催に先立ち、10月15日に市川市・八幡の全日警ホールで抽選会が行われた。同会場は今年度春季大会抽選会以来、2度目となるが、やはり大会場での独特な雰囲気には心も踊らされる。

受付開始!

各チーム予備抽選も終わり、主将たちはアリーナ席(?)に用意されたイスに着席した。

まずは予備抽選
本抽選を待つ各チームの主将たちにも緊張の面持ち

中嶋会長の開式挨拶に続き、塚原事業部長の抽選方法の説明が終わると、いよいよ本抽選の開始となる。

自分の腕に願いを込め、ボックスから勢いよく札を引き出す。対戦相手が決まった瞬間声を上げる監督、ざわ付く会場…と、短い時間に様々なドラマを演出しながら、抽選会は進んで行く。

そして、いよいよドラマもクライマックスへ。選手宣誓を決める運命の抽選は中嶋会長へと委ねられた。いつもより力がこもったようにも見える中嶋会長の左手から札が高々と上がる。決まった! 今大会の選手宣誓は、塩焼ちどりウイングス主将・稲富翔己 君だ。どのような宣誓のパフォーマンスを魅せてくれるのか、今から楽しみだ。

終始目を閉じ力を込めて中嶋会長は札を引く
選手宣誓を務める塩焼ちどりウイングスの稲富翔己 主将

日本ハム、巨人、中日と選手として華々しく活躍した小笠原道大氏の冠が付いた今大会も早いもので、16回目を迎える。2023年度の市川市少年野球界の勢力図占う上で、歴史あるとても重要な大会と言える「小笠原道大杯争奪戦」を制するのは一体どのチームなのか。いよいよ10月30日より、熱い戦いの火ぶたが切られる。